ペットの屋内避難を可能に 指定42施設に飼育スペース 千葉・柏 | 毎日新聞

千葉県柏市は災害時、市が指定する避難所の一部で、犬や猫などペットの屋内避難を可能とするガイドラインを策定した。屋内避難ができる施設42カ所の一覧や避難所での注意事項が記載されており、1日から運用を始めた。 ガイドラインによると、ペットは「犬や猫、ハムスターや小鳥など、小型の哺乳類及び鳥類を指す」としており、魚や昆虫などは対象外。避難所の屋内に設けた飼育スペースに連れて行き、飼い主と一緒に避難生活を送ることは不可としている。ただ、身体障害者の補助犬である盲導犬や介助犬、聴導犬については施設内での同伴は可能だ。 同市によると、災害時の市の指定避難所は109カ所ある。東日本大震災時、避難所にペットを受け入れてもらえず、帰宅途中に被災するという事例が他県で発生。こうした事態を踏まえ、同市ではペット受け入れ可能施設の確保やペットと一緒に避難できる仕組みづくりを進めてきた。これまでも、避難所の屋外の飼