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「被害者に接すれば怒りも湧く」 旧統一教会で救済に尽力する弁護士 | 毎日新聞
全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士(左)と川井康雄弁護士=東京都中央区で2023年10月10日、... 全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士(左)と川井康雄弁護士=東京都中央区で2023年10月10日、内藤絵美撮影 政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求に踏み切るまでには、過去の被害を訴えた多くの元信者らの証言があった。30年以上にわたって、こうした元信者やその家族らの声に耳を傾け、返金交渉や脱会に尽力してきたのが、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の弁護士たちだ。金銭的な利益と無縁の「手弁当(無報酬)」で活動を続ける思いの裏にあるものとは――。 解散命令請求から1カ月ほど前の9月。渡辺博弁護士(70)=第二東京弁護士会=が所長を務める「田村町総合法律事務所」が、長年置かれていた東京・新橋から日本橋にある雑居ビルの一室に引っ越した。 渡辺さんは、1987年に結成された全国弁連の主要メンバーの一人だ。「教団関連の活動で忙しいと思われたのか、一般の依頼が減って…
2023/10/16 リンク