初夏の到来告げる 初ガツオ水揚げ、処理水放出後初 福島 | 毎日新聞

水揚げされた初ガツオを選ぶ市場の関係者ら＝福島県いわき市小名浜の小名浜港で2024年5月25日午前6時35分、柿沼秀行撮影 福島県いわき市小名浜の小名浜港で25日、初夏の到来を告げる初ガツオが水揚げされた。前日昼過ぎに小名浜沖約100キロで取れた。中型で脂の乗りは良いという。例年よりやや高値の1匹330～500円で取引された。 午前6時半、県巻き網漁業協同組合所属の「第22寿和丸」が運んできたカツオが港に設置したベルトコンベヤーに移されると、鮮魚店の関係者らが手に取って吟味していた。 船主会社の野崎太取締役（41）によると、この日水揚げされた約5トンの漁獲のほとんどはキハダマグロで、カツオはわずか。八丈島周辺や静岡沖などでカツオの魚群を探したが見当たらず、ようやく小名浜沖で見つけたという。近海で魚群を形成するのは例年になく早いといい「その分、鮮度の良いものが水揚げできた。刺し身で味わってほ

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八丈島周辺や静岡沖などでカツオの魚群を探したが見当たらず、ようやく小名浜沖で見つけたという。近海で魚群を形成するのは例年になく早いといい