羽越線100周年 「海里」が全線走破 新津－秋田・7月に記念号 車窓「おもてなし」企画 ／新潟 | 毎日新聞

JR東日本新潟支社は5月24日、羽越本線の全線開通100周年記念して、7月27、28の両日に「羽越線100周年記念号」を運行すると発表した。観光列車「海里（かいり）」（HB―E300系、4両編成）の車両を使用し、新津（新潟市）から秋田（秋田市）までの全長約270キロを1日で走破する。車窓からの雄大な日本海の景観が見所だ。 JRによると、羽越本線は1924年7月31日、村上（村上市）―鼠ケ関（山形県鶴岡市）間の開通により、新津―秋田間の全線が開業した。現在は新潟―酒田・秋田間を結ぶ特急「いなほ」が運行しているほか、貨物列車も走り、新潟と東北の沿岸部を結ぶ大動脈として機能する。