証言・中東現代史：ラビン首相暗殺 狂い始めた和平の歯車 | 毎日新聞

福島良典（エルサレム支局＝1995～99年） 「歴史に『もしも』はない」と言われる。だが、エルサレム特派員としてパレスチナ問題を取材した1990年代後半、脳裏をよぎる思いを振り払えなかった。「あの時、もし、ラビン（元イスラエル首相）が暗殺されなかったら」と。 混迷の度合いを深める中東情勢の源流を、毎日新聞の歴代特派員の証言で振り返ります。この記事は連載の第5回です。 過去の記事はこちらから。 握手した手は皮膚が厚かった。東京から出張中だった93年12月、テルアビブのホテルでイン…

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「PLO主導のパレスチナ国家樹立を望まないネタニヤフ氏の思惑は明らかだった。（略）収監中だったハマス創設者ヤシン師を釈放。PLOの影響力低下を招いた」阿呆である。