月1回の週休3日制導入→売上が過去最高に 従業員25人の意識変化 | 毎日新聞

サカワの社内カレンダーを示す坂和寿忠社長。青・赤色の通常休みに加え、緑色の特別休暇は社員半分ずつが休む＝愛媛県東温市で2024年6月25日、松倉展人撮影 「月1回の週休3日制度を導入し、年休135日になった結果、社内にどんな反応が起きたか」。愛媛県東温市の黒板メーカー「サカワ」の坂和寿忠（さかわとしただ）社長（38）は5月下旬、自社のサイトやSNS（ネット交流サービス）に、こんなタイトルの報告書を載せた。従業員25人の会社が打ち出した新制度。社員一人一人の働き方にどんな変化が表れたのか。 4代目社長が考えた「働き方改革」案 サカワは1919（大正8）年、「坂和式黒板製作所」として創業。坂和さんが4代目社長に就いた2018年当時、社員には「月1回の土曜出勤をお願いしていた」という。学校が休みの日に黒板を納品する名残だった。坂和さん自身、社員時代は「土曜出勤がある週はテンションが下がっていた」

[secseek]

週休三日自体より、そういう決断ができる経営者はほかの判断も優れているって方が大きそうな気がします