京都国際「打てば三塁へ走り出す」から四半世紀の道 夏の甲子園 | 毎日新聞

【京都国際－関東一】一回を無失点に抑え、仲間と声を掛け合う京都国際の選手たち＝阪神甲子園球場で2024年8月23日、吉田航太撮影 第106回全国高校野球選手権大会（23日） 決勝＝関東一（東東京）―京都国際 京都国際は25年前、強豪ひしめく京都の地で創部された。だが、当時は「打てば三塁に向かって走り出す子」もいて、関係者は「甲子園なんて夢にも思わなかった」という。 今も恵まれた練習環境があるわけではない。では、頂点へ迫るまでにどう飛躍を遂げたのか。 廃校危機に直面し、野球部創部へ 「野球をしたことない子がほとんどだし、打てば三塁に向かって走り出す子もいた。それが、今やこの4年で春夏の甲子園に5回も出る強豪に成長した。信じられないですね」 野球部の後援会長で、チームの「生みの親」でもある金安一（キム・アンイル）さん（82）は誇らしげに語る。 1999年、京都国際の前身である京都韓国学園に野球

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『京都成章に0―34の五回コールドで敗れた』『小牧監督は、あの「0―34」の対戦相手だった京都成章の1年生二塁手だった』