雇用代行ビジネスの虚実 ～障害者雇用の成果の陰で | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」

障害者を集めてビニールハウスの貸農園などで働いてもらい、その障害者をある企業が雇用した形にして、その企業から多額の代金を得るビジネスが全国に広がっている。障害者は企業と雇用契約を結び、賃金も企業から得ているが、実態としては雇用請負業者の管理の下で働いている。 企業で働く障害者は年々増えており、就労を軸にした障害者施策の成果と言われてきたが、その陰で制度のすき間を利用した巧妙なビジネスがはびこっている。何のための障害者雇用なのか、理念が揺らいでいる。 産廃処理場の跡地で 千葉県内の山間部にあるビニールハウスを訪れたのは8年前のことだ。もとは産業廃棄物処理場だったという場所に大きなビニールハウスが何棟も建ち並んでいる。中をのぞいたが、作業をしている障害者はあまりいなかった。指導員とおぼしき高齢の男性が所在なげに椅子に座っていた。案内してくれた地元の福祉関係者によると、雇用請負業者が近くの農家を

[Expway]

責を負うべきは国の制度建付けだよ。福祉のコストを民間に付け替えてなおその対応が気に入らないのなら制度自体がおかしい。健常者ですら道具扱いする企業が障がい者をそうしないわけないよ。

[ono_matope]

完全に制度設計に失敗してるな。「障害者を雇うくらいなら雇用率を金で買うほうがアド」だと思うならいっそ国がベーシックインカムを導入した方がより有意義なのでは。

[KAN3]

人とのコミュニケーションに難がある精神障害者も、行動に制限がかかる身体障害者も、基本リモートワークでパソコン使う仕事やってもらった方がいいんじゃない？

[kurekurechan]

これがOKと言うなら希望する全員を平等にこの形態で雇用してやれよ

[Innovator00]

こんなものでもすがりつきたくなる障害者の経済状況や社会構造、障害者を尊重しないビジネスの中身を見ると「被害者がいないの」とはとても思えない

[tsutsumi154]

排出権取引みたいなものでは