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生物多様性とEUの民主主義 | 欧州深層 | 宮川裕章 | 毎日新聞「政治プレミア」
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生物多様性とEUの民主主義 | 欧州深層 | 宮川裕章 | 毎日新聞「政治プレミア」
欧州連合(EU)本部に近いブリュッセルの公園。林の中に野鳥がさえずる声が響き、小さな影が枝から枝へ... 欧州連合(EU)本部に近いブリュッセルの公園。林の中に野鳥がさえずる声が響き、小さな影が枝から枝へと飛び交う姿がみえる。 だが、こうした野鳥の数が激減していることが最近の生物学者らの調査で明らかになった。 欧州の約50人の専門家が5月、「米国科学アカデミー紀要」(PNAS)に発表した論文によると、1980年から2016年の37年間に、欧州に生息する鳥類の個体数は25%減少した。 論文では、欧州28カ国の2万地点以上で継続的に調査された鳥類170種類の比較可能なデータを基に、個体数の変化と、同じ期間の気温の変化、都市化の状況、森林の増減、農業活動の変化などの相関関係を分析した。 その結果、農薬と化学肥料の使用の増加が個体数の減少に最も影響していたことを突き止めた。鳥類が食べる昆虫の減少が主な原因だった。 中でも深刻なのが個体数が約60%減少した農村部で、都市部の28%、森林地帯の18%と比べ