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新種のフクロウを発見、100年前から謎だった声の主がついに判明
2019年1月27日、プリンシペコノハズク(Otus bikegila)を手に乗せるマーティム・メロ氏。プリンシペコ... 2019年1月27日、プリンシペコノハズク(Otus bikegila)を手に乗せるマーティム・メロ氏。プリンシペコノハズクの研究サンプルとなった個体は、これが3羽目だ。(PHOTOGRAPH BY BÁRBARA FREITAS) アフリカ大陸西海岸の沖に浮かぶ小さなプリンシペ島では、夜な夜な奇妙な鳴き声が聞こえるという。 その声を耳にした者はそう多くはない。誰も住む者のない島の南部に広がる原生林から、日暮れ直後に聞えてくるのは、虫か、猫か、はたまた猿の鳴き声か。島民が初めてこれについて記したのは1928年のことだが、夜の闇のなか、高くそびえる木々の間を見通す術もなく、これまで正体がつかめていなかった。 しかし最近になってようやく、その声の主は小さな黄色い目を持つ新種のフクロウであることが明らかになった。この発見は、2022年10月30日付けで動物学の専門誌「ZooKeys」に発表された
2022/11/11 リンク