誰が高齢者を診るのか - NATROMのブログ

地方の中核病院に勤務していると、たまに行き場のない患者さんを受け持つことがある。老夫婦二人だけの家庭で、片方が脳血管障害で倒れた場合などである。息子夫婦が同居していても、仕事などで自宅で介護するのが困難なケースもある。比較的軽症であれば、老健施設や療養型の病院に入所・転院することになる。これもいつでもOKというわけではなく、たいていは席が空くのを待っていなければならない。これが、「手のかかる」患者さん（たとえば定期的にインスリンの注射が必要である、近い将来看取る必要がある、麻薬を処方している、など）だと行き先を探すのが一仕事になる。こういう余計な仕事が増えるのは面倒だ。どうせなら、医学的なことに時間をかけたい。 重症・急性期であれば急性期病院で診るのは当然として、病状が安定してくると転院を考えるのだが、「手のかかる」患者さんだとどこもいい顔をしない。けしからんとばかり言ってもいられない。療

[khiimao]

診療報酬「在宅」重視で、急性期病院にしわ寄せが出ると「予言」。

[shidho]

これねえもう始まってますよそういう動きは。

[dbfireball]

この手の問題にはこの数年の政治は常に正解へ近づくことがなかったように思う。

[Tskk]

更に在宅介護がやる気・道徳の問題として処理されるようになったらやだな

[REV]

外国人の輸入？

[nobody]

もうね, ひのもとの国のかんがえてることは "1億 皆 弁護士兼医師兼農家(+兼親(少子化対策))" なんちゃうか, とでもいいますか..。 ..。