「謎水装置」から学ぶニセ医学の手口 - NATROMのブログ

「謎水装置」は血中酸化ストレスを減少させると主張されている 「株式会社日本システム企画」が製造販売する、配管内の赤錆を黒錆に変えて赤水を解消する効果があると称する「NMRパイプテクター」という商品がある。福岡市営地下鉄に広告が出ているのを見たことがある。さて、私も寄稿した『RikaTan（理科の探検）』 2019年4月号において、京都女子大学名誉教授(理学博士)である小波秀雄氏によるNMRパイプテクターに対する批判が掲載された。現時点（2019年9月18日）では以下のリンク先で読める。 ■「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々 「物理的には何の意味もないガラクタでしかない」とバッサリだ。私は医学系の人間であるので、赤水解消効果についてではなく、生物学・医学関連の考察を試みたい。すでに医学的な考察は以下にリンクする「五本木クリニック | 院長ブログ」で行われているが、私は違った角度

[unfallen_castle]

「装置にまったく効果がなくても、何度も実験を繰り返せばそのうちに偶然に有意差が出る。」よくある手口。個人的には、こういう記事にも削除要望が飛ぶのかどうかを観測しておきたい

[pollyanna]

“小規模な実験で有意差を出すのはそれほど難しくない。装置にまったく効果がなくても、何度も実験を繰り返せばそのうちに偶然に有意差が出る。一回の実験で多くの指標を測定すればなお有意差が出やすい”これ大事。

[Lhankor_Mhy]

日本システム企画さん的には、「NATROMさん＝小波秀雄氏＝謎水氏＝山本一郎氏＝お茶の水女子大学准教授の肩書の方」ってことになるんだろうな。秘密結社か。http://www.jspkk.co.jp/news_f.htm

[quick_past]

フジサンケイグループのおかかえ研究所の人間が、たった数人の「検査」から導き出したPATMの研究資料https://is.gd/Xjpkhs こういうのとかもなあ・・・

[JULY]

「代理指標しか測定していないのに患者中心のアウトカムの改善を謳う」このケースは確かに多そう。「個人の感想です」はこのパターンだよなぁ。

[estragon]

配管内の赤錆解消を謳って詐欺的と批判が絶えない日本システム企画のNMRパイプテクターは、その原理（？）を応用した医療系機器も出しており、やはり批判が絶えない。この記事では典型的ニセ医療であることを解説

[y-wood]

そもそもそのあやふやな実験ですらきちんと行われたのかから疑いたくなる。

[IGA-OS]

臨床試験の視点

[ironsand]

謎水商売　日本システム企画

[k-takahashi]

『事前に臨床試験登録がなされているかどうかを調べてみよう。未登録ならば、何度も実験を繰り返して都合のよい結果だけ発表したかもしれないと疑った方がいい。』

[kotetsu306]

紹介された「ニセ医学の手口」が、一昔前のTVの健康番組でよく見た構成とあまりにもそっくり。盲検どころか対照群もなしの時系列比較とかそのまんま

[lets_skeptic]

本題は全くその通り。さらっと抗酸化が健康に寄与するとは限らない件についても触れてて、これについては多くの健康食品がダメージ食らうはず。

[kazutox]

“装置にまったく効果がなくても、何度も実験を繰り返せばそのうちに偶然に有意差が出る。”

[frantic87]

こういう検証の手順が本来の「科学」。大学の卒業論文でやっと触れるか触れないかの話で取り扱いがとても難しい。

[SndOp]

ブルーライトカットレンズはNATROM先生的にはアウト判定だろうか。

[powerbreathing]

“こうした教訓を踏まえると、「酸化抑制効果」が事実であったとしても、Yubi-MRなる装置が健康に寄与するとは必ずしも言えないし、害がある可能性もある。”NATROM先生 #謎水 に参戦！