釈放から9年7カ月、表情柔和に 明かりなしで眠れず、拘置所の影響なお 意思疎通難しく・袴田巌さん（時事通信） - Yahoo!ニュース

袴田巌さんの再審初公判で、静岡地裁に入る姉のひで子さん（手前左から２人目）と弁護団＝２７日、静岡市葵区 東京拘置所から釈放されて9年7カ月。 袴田巌さん（87）は現在、故郷の浜松市のマンションで姉のひで子さん（90）と共に暮らしている。釈放直後にこわばっていた表情は柔和になったものの、明かりなしでは眠れないなど拘置所の影響はいまだに残る。意思疎通も困難なままだ。 【写真】最近の袴田さんと姉ひで子さん 袴田さんは長期間の身柄拘束がもたらした拘禁反応とみられる症状が残る。ひで子さんや支援者によると、簡単な受け答えはするものの、「基本的に妄想の中にいる状態」（支援者）で、意味のある会話はできない。「裁判は終わった」と話し、再審のことも理解していない様子だという。 半世紀近くに及んだ拘置所時代の影響も消えていない。拘置所では就寝時も電灯をつけるため、現在も明るくしないと眠ることができないほか、クー

[zyugem]

どうか再審判決が出る日までお健やかであってほしい