辞任ドミノ再び「適材適所」破綻 更迭「遅すぎる」与党内から首相批判（西日本新聞） - Yahoo!ニュース

岸田文雄政権の「適材適所」がまた破綻した。税金滞納をしていた神田憲次財務副大臣が更迭され、3週間足らずで副大臣と政務官が3人も辞任する異常事態となった。昨年の閣僚辞任ドミノの再来に、与党内は「後手の対応」と首相への批判がやまない。過去最低の内閣支持率に追い打ちをかけるようにマイナス要因ばかりが積み上がる政権運営は一層厳しさを増す。首相は正念場に立たされた。 【一覧】衆院解散を巡る首相発言 生気が抜けたようにも見えた。13日夕、官邸。記者団から「適材適所と言えるのか」と問われた首相は「政治は結果責任。着任から間を置かずして辞任に至り国民の皆さまにおわびを申し上げなければならない」と時折うつむき、述べた。 「3本目の矢」が飛んだのは、公選法違反事件を巡り、柿沢未途法務副大臣が辞任してわずか約1週間後の8日。神田氏の疑惑を週刊文春電子版が報じた。 税務を所管する財務副大臣による常習的な税金滞納と