司法が依拠すべき「科学」とは～乳腺外科医事件で最高裁弁論（江川紹子） - エキスパート - Yahoo!ニュース

男性の乳腺外科医が、手術直後の女性患者の胸をなめるなどしたとして、準強制わいせつに問われている事件の上告審で、1月21日、弁護側検察側双方の意見を聞く弁論が最高裁第二小法廷（三浦守裁判長）で行われた。 この事件では、被告側は当初からわいせつ行為を否定し、女性の訴えは、麻酔の影響で幻覚を見る「せん妄」の可能性が高い、と主張している。東京地裁はその主張を認め無罪としたが、控訴審の東京高裁はそれを覆し、懲役2年の実刑を言い渡した。 弁護側は主任弁護人の高野隆弁護士が約1時間にわたり、裁判所が専門家の鑑定や証言を判断する際に求めるべき「科学的に信頼される方法」をテーマに弁論を行った。その後、古賀栄美検事が被害を訴える女性の供述を重視する立場から「女性の訴えは現実か、それとも頭の中だけで見た幻覚なのか」の二者択一を求める形で約30分、主張を展開した。 二つの争点・弁護側の弁論 本件では ①被害者の胸

[ono_matope]

司法とサイエンスについて。いろんな意味でコインハイブ裁判とも似てる。どちらも逆転有罪を出した高裁判事がすでに退官して逃げ切ってるところとか。

[secseek]

すごいな、これじゃせん妄であっても被害者が供述してるんだから有罪ってことになっちゃいます。そりゃないですよね…

[Outfielder]

「被害を訴える女性の供述を重視する立場」「女性の証言と付合する部分は信用できるが、そうでない部分は信用できない、というスタンス」被告人の属性で論調が変わりそう

[zyesuta]

「検察官が重視する供述の信用性も、そうした科学的証拠を踏まえてなされるべきだ。まず供述ありきの姿勢が、過去にどれだけの冤罪を生んできたのか、ここは思い起こさなければならない」

[modal_soul]

"専門家が依拠している国際的な診断基準に沿った意見を退け、論文にもなっていない証人独自の説に依存するようでは、いったい裁判所は何を拠り所に判断するのか分からなくなる"/ これ罷り通るなら司法を信用できない

[dorje2009]

「再検査のために残しておくべきDNA抽出液を廃棄」まだこんなことやってるんだな。冤罪事件でよく問題になる弁護への妨害行為。再検査用証拠を廃棄したらその検体は証拠採用不可にすべきじゃない？

[haha64]

「性犯罪者の動機は、性的満足だけではなく、見つかるかもしれないというスリルと興奮も含まれる」……いやいやいや。

[yuimoke]

"（裁判所の）判断が信頼されるためには、科学の作法をわきまえ、多くの専門家の納得を得られるものである必要があろう。" 双方の主張がまとまっててありがたい。

[causeless]

"@ogochan 教師、政治家、牧師、裁判官といった「文系の偉い人」達って、聞き齧った程度の科学知識で万能感を得られるのが不思議である。 司法が依拠すべき「科学」とは～乳…" from https://twitter.com/i/web/status/1486520837628837890

[DrPooh]

科学的な判断という面でいうと、証拠を破棄して再検討できないことはかなり大きな問題だと思います。

[daaaaaai]

わかりやすい。事実かどうかはさておき、検察のやり方は恣意的に過ぎるように思える。

[cyciatrist]

検察はなんとかして論を立てようとするだろうから、まあしゃーないと思うが、この判断をする高裁判事はいかがなものかと思う。

[lovely]

性犯罪者はびっくりするような状況でも行動する場合があるので、「人の出入りが多い場所だからありえない」というのは除外して、その他の証拠で判断してほしい。

[mobanama]

"最高裁は『科学的に信頼される方法』とは何かを、今こそ示すべき""判断が信頼されるためには、科学の作法をわきまえ、多くの専門家の納得を得られるものである必要があろう"

[You-me]

せめて専門家に意見を言わせろだよねぇほんと　いや非専門家の意見に納得するな、がこの問題の場合より適切か