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米WDに対抗措置、革新機構は出資検討。ますます混沌とする東芝メモリー売却 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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米WDに対抗措置、革新機構は出資検討。ますます混沌とする東芝メモリー売却 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
東芝は18日までに、半導体メモリー事業売却に関する米ウエスタンデジタル(WD)の抗議について、対... 東芝は18日までに、半導体メモリー事業売却に関する米ウエスタンデジタル(WD)の抗議について、対抗措置を取る方針を固めた。一方、産業革新機構は18日の会見で、東芝のメモリー事業への出資について検討を始めたことを明らかにした。東芝の再建の要であるメモリー事業の売却を取り巻く環境は、混沌(こんとん)としてきている。 WDと東芝はフラッシュメモリーの生産拠点である四日市工場(三重県四日市市)において、メモリーの生産や開発で連携している。東芝と米サンディスクが2000年に設立した合弁会社が工場運営をしており、16年にサンディスクを買収したWDが契約を引き継いだ。 WDは4月初旬、東芝のメモリー事業の分社や売却は、契約内容に反するとの意見書を送付。独占交渉権の要求や、協業関係に基づく交渉での優位性などを主張している。 一方で東芝側は、必ずしも契約内容には違反していないとの立場を示す。「他の1次入札者