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なぜ「ビタミンB」にはやたら数字がつくのか?
みなさんは栄養にどれくらい気を付けているでしょうか。筆者はラーメン、牛丼、パスタに落ち着いてしま... みなさんは栄養にどれくらい気を付けているでしょうか。筆者はラーメン、牛丼、パスタに落ち着いてしまいがちです。 野菜や果物、お魚をとらないと不足しがちなのがビタミン。一口にビタミンといっても、「ビタミンB1」「ビタミンC」など、アルファベットや数字がついてさまざまな種類に分かれています。 それにしても、ややこしいのは使われないアルファベットがあったり、ビタミンBにだけ数字がついたりすること。どういった経緯で、こうした分類がされてきたのでしょうか。 ビタミンの発見 最初に「ビタミン」という言葉を使ったのはカシミール・フンクという化学者。 フンクは米ぬかに脚気(かっけ)を予防する物質が含まれていると考え、1911年に成分を抽出して「Vitamine」と名付けました。脚気とは、ビタミンB1の不足によって糖質がエネルギーに変えられなくなり、神経などに障害が起こる病気です。 日本では、玄米を精米して白