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日本語の大変動期―『当世書生気質』【85冊目】
一年で大きくカルチャーが変動する時期というのがある。 60年代ロックを聴いていると、とにかく1~2年の... 一年で大きくカルチャーが変動する時期というのがある。 60年代ロックを聴いていると、とにかく1~2年の間に一気にサウンドが変わっていくので驚かされる。64年と65年ではだいぶ違うし、67年と68年の違いもたいへんなものだ。 明治期の文学というのもそういう時代だったのかもしれない。 先日、二葉亭四迷の『浮雲』を読んだわけなんだが、これは坪内逍遥の『小説神髄』および『当世書生気質』の批判として書かれたものだという。 ちょうど我が家にその『当世書生気質』があったので読んでみたという次第。 『小説神髄』は未読なのだが、同書で主張された小説の主眼とは勧善懲悪ではなく、「人情」を写し取るにあるという理論の実践として書かれたのが『当世書生気質』なのだという。 生き別れの兄妹というのをメインのストーリーに据えつつ、当時の書生たちの生活を描写することが主眼になっている。 書生の生態がもっぱら飲み歩いて遊郭に