「親ガチャ」考｜shinshinohara

最近、親ガチャという言葉をよく聞くようになった。生まれた家によって子どもの環境が決まってしまうのは昔からの話だが、ここにきてなぜ「親ガチャ」という言葉が根付いたのだろう？ということを、昨日のウェブ飲み会で話し合った。その中で、面白い指摘があった。じゃりン子チエ。 テレビアニメのその番組で、チエは見事な「親ガチャ」だといえる。夫婦は別れてお母さんはいない、父親はバクチとケンカばかりするろくでもない男。チエはしばしば「うちは世界一不幸な少女や」と愚痴るシーンがあったように思うけれど、その割にタフでいつも明るい。ホルモン焼き屋を自ら経営。 そして肝心なのは、私の子どもの頃、こうしたチエみたいな存在を、必ずしも非現実的だとは感じなかった、ということ。こうした子どもはいるんだろうな、という感じ。実際、私の知っている人でも、建築用重機を貸し出す会社の社長もなかなかな子供時代を過ごしていた。 戦争でみな

[pptppc2]

"社会に出ると案外気楽になる" /これについては俺も同じだったな。学生時代の方が規律が厳しく集団行動を義務づけられてよほど窮屈だった。そのうえお金も入ってこないんだから、同じつまらん状況でも今の方がマシ。

[high190]

"「親ガチャ」という言葉は、親以外の大人が、子どもと関わらない、関わろうとしない、関わろうにも関われない、そんな社会システムになっていることが背景"

[secseek]

商店街が閉じても人間がいなくなったわけではありません。そうなると知らない子供に声をかけられない世の中の風潮というのも大きいかな、とは思います

[summoned]

言葉の出所はおそらく1989年にスーザン・フォワードが書いたtoxic parentsなわけで、儒教の親孝行の呪縛を解くためには「生まれ」てきた言葉ではないだろ。解くための言葉ではあるかもしれないけど

[agrisearch]

篠原信氏。「親以外の大人とつながることができない、関わることができない…一つ救いがあるとすれば、社会に出ると案外気楽になる、ということ」

[jerryb]

ある程度自我が確立してからにはなるけれど、親がアレでも「世界はもっと広い」ということをちゃんと教えてあげられる大人と、早いうちに出会うことは大切だと思った。それは本でも構わない。

[spinodal1127]

うーん 単に格差が広がっているのとネットで可視化されすぎているからだと思うが…