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禍話リライト「隣室のカップル」|鳴釜七
男子大学生A君から聞いた話だ。 当時住んでいたアパートは壁が薄く、隣人が見ているテレビ番組が分かる... 男子大学生A君から聞いた話だ。 当時住んでいたアパートは壁が薄く、隣人が見ているテレビ番組が分かるほど。 ある時期から女性の声が聞こえるようになった、と彼は言った。夜、ふとした拍子に気づくのだそうだ。隣の部屋で女性が何か喋っている。 リア充かよちくしょう、とA君は毒づいた。 ここは男性限定のアパートなのだ。隣の部屋に住んでいるのも男性だ。恋人の女性を連れ込んだのだろう。壁が薄いせいで何もかも分かってしまったそうだ。 カップルはいつも死ぬほどどうでもいいことを話していちゃついていた。イヌとネコどっちが好きかとか、和食と洋食どっちが好きかとか。いつもちょっとした討論みたいになっていて、いつも彼氏のほうが勝っている。ときどき、あーこいつら今キスしてるわ……という雰囲気まで伝わってくる。A君はイヤホンで音楽を聴いたり耳栓を着けたりして耐えていたらしい。 すこし経って、季節は夏の終わり頃。学部が違う