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禍話リライト「トントントンの家」|鳴釜七
〝クズな幼馴染み〟とは、とA子さんの評である。 十数年前、A子さんが大学生の夏休みのことだったとい... 〝クズな幼馴染み〟とは、とA子さんの評である。 十数年前、A子さんが大学生の夏休みのことだったという。 幼馴染みのB子さんから、バイトをしないかと持ちかけられたそうだ。お盆のあいだ、親戚の家に二、三日泊まるだけで五万円貰えるという話だった。 「本当?」 「ほんとほんと。あんたに五万あげるから来なよ」 B子さんがA子さんに五万円くれるということは、B子さんはもっと貰う約束なのだろう。容易に推察できたが、五万円だって嬉しい。A子さんは引き受けることにした。 当日、待ち合わせ場所からB子さんの家のほうに行くのかと思ったら違う方向だった。着いたのは過疎化したような地域で、周囲に家がない中にぽつんと一軒家が建っていた。ごく普通の二階建ての家だ。二人で泊まるのかと思っていたが、B子さんは彼氏のBくんを連れて来ていた。 お盆のあいだ二、三日過ごすだけで五万円なんて割のいいバイトだ。そう思ったけれど、広い