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<蘇る死闘2010> 本田圭佑 「あのゴールは想定内だった」(木崎伸也)
劣勢を覆すカメルーン戦の先制点と、予測不能の軌道で ネットを揺らしたデンマーク戦でのフリーキックは... 劣勢を覆すカメルーン戦の先制点と、予測不能の軌道で ネットを揺らしたデンマーク戦でのフリーキックは、試合前、 すでにイメージができていたという。 日本代表をW杯ベスト16に導いた想定内の2ゴールは いかにして生まれたのか。 2010年のナンバーMVPに輝いた本田圭佑の激動の1年と、 大舞台で力を発揮するための独自のメンタルに迫った。 マイナス20度。 ここまで気温が下がると、目の中に入れたコンタクトが凍りつき、失明する恐れがあるそうだ。だが、それほどの極寒にもかかわらず、モスクワのヒムキ・スタジアムには約4000人の観客が駆けつけ、ゴール裏の一部のサポーターは上半身裸になって気焔をあげていた。 12月2日、ヨーロッパリーグF組、CSKA対ローザンヌ――。白い息を吐きながら、ピッチの中央に本田圭佑が立っていた。 与えられたポジションはボランチで、希望するトップ下ではない。7月にはスルツキ監督
2011/01/04 リンク