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権田修一、味スタで流した涙の裏側。「あのピッチに立つことが怖かった」(西川結城)
人生で初めての九州暮らし。自宅から車を走らせると、サガン鳥栖の練習場に掲げられたエンブレムが目に... 人生で初めての九州暮らし。自宅から車を走らせると、サガン鳥栖の練習場に掲げられたエンブレムが目に飛び込んでくる。 「なんか、先週までとエンブレムの見え方が違うというか。ようやく、ここの一員になれた。これまではどうしても僕もみんなも『元FC東京の権田が来た』という感じだったと思う。でもあの試合を経て、前に進める気がしている」 権田修一にとって特別だった、あの試合。4月1日、FC東京対鳥栖戦。約2年ぶりに味の素スタジアム(以下味スタ)のピッチに立った。中学からプレーしてきたFC東京の一員では、もうない。アウェイチームの守護神として90分間、大ブーイングを浴びながらの帰還となった。 試合では連係ミスから失点を重ねてしまった。勝つことで古巣への恩と自分の存在を示したかったが、残念ながら思い描いていた姿とは真逆の結果となった。 後ろめたさとともに向かったFC東京のゴール裏。 試合後、FC東京のゴール
2017/04/07 リンク