「リア充」と「酸っぱい葡萄」 - シロクマの屑籠

昨今はてな周辺でみかける、「リア充」という言葉の一時的フィーバーをみていると、この単語は、劣等感ゲームを通して不遇の自分に一服入れる為のカンフル剤としてしか役に立たないアイテムだなと感じる*1。 自分には無いけれども相手には保有される(または体験される)モノで、尚かつ羨ましく望ましいモノを見かけた時に「あいつはリア充」という単語を投げ掛けて、不遇コミュニティのなかで「リア充」という単語を共有するレクレーション。「リア充」発言者は、この一連のレクレーションを通して、本当は美味しそうな葡萄を、さも不味くて回避しなければならないものであるかのような勘違いに成功する*2。また同時に、コミュニティ内部への帰属を確認することによって、“不遇な俺達”というアイデンティティをも獲得するのだろう。 今その瞬間の心的ホメオスタシスの維持として、「リア充」と発言する遊びは確かに有効には違いないだろうが、この営為

[p_shirokuma]

↓これはこれは、つまり、僕が、「リア充」って言っている人達の楽しみで「適応」が相対化される不安を防衛している、という解釈なのですね！一杯くわされましたなぁ　＞＜

[nuryouguda]

「“重課金”ってお題目を唱えれば、お前さんのセカイはひっくり返るんだ」などと 教えてあげるのは、若年者を劣等感の酸っぱい葡萄モバゲーに引きずり込むこと #imas_cg #モバゲー

[sync_sync]

リア充って便利な言葉。

[hatayasan]

「願望を防衛して願望へのアプローチを怠らせるのみならず、駄目な自分・不遇な俺達という駄目アイデンティティを育むことによって、劣等感ゲームに依存した人格形成に傾ける」

[yuuboku]

「しかし、リア充と非リア充とは二元化不可能な連続体なのである」とか誰か言い出さないかなー。

[Masao_hate]

僕はこの文章を、「リア充」の価値が相対化され、シロクマさんが信じる「（リアルへの）適応」が貶められることに対する防衛機制が働いている、と誤読することにしました。

[tomo-moon]

＞アヘンのように心身を駄目にし依存させやすくする劣等感ゲーム / ワタシにとって「リア充」とは、一個数億円の宝石のようだ。「存在する」のは知っていても、「手に入る」とは夢にも思わない。その程度の存在。

[prisoner022]

何だかよく分からなかったけど、少しわかったような気がしました。