「ちょっとした代償」の蓄積 - シロクマの屑籠

社会の進歩には、表裏一体な代償や副作用がかならず伴う。 農耕社会が始まった時、虫歯をはじめとする健康上の問題が現れたのも、産業革命が起こって都市周辺で公害が進行したのも、大きな進歩に対するちょっとした代償だった。 私はときどき現代社会の変化のスピードについていけないと感じるが、これとて進歩に対する「ちょっとした代償」に過ぎず、歴史的には似たような感覚がたくさんあったのだろう。 しかしだからこそ、そうした大きな進歩に伴う「ちょっとした代償」が蓄積したらどうなるのかについて、折に触れて考えてみたくなる。 技術と文明 (1972年) 作者: ルイス・マンフォード,生田勉出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 1972/09/15メディア: ?この商品を含むブログを見る ルイス・マンフォードが『技術と文明』でまとめたように、人間は、技術や文明の発達とともに新しい豊かさと可能性を開拓していった。と同

[sds-page]

メンタルヘルスの問題はデスクワークの増加に伴う代償だと思う。もっと適度に外で体を動かすべきでは

[hungchang]

「酔って喧嘩する暴れん坊の少ない社会はもちろん望ましいものだが、逆に、酔って喧嘩することが許されない社会がやって来たということでもある事を、一体どれぐらいの人が懸念しているだろうか」

[hisatsugu79]

テクノロジーというか、経済成長一辺倒で競争してきた成れの果てのように見えます。先進国の人口減少に伴う経済停滞がきっかけで、ライフスタイルや社会のパラダイムがもっと優しくなってくれることに期待。

[mahal]

世はなべてQB、というお話。

[houyhnhm]

「それを代償として、何か豊かさの裏に紐付けたのは、人そのもの」。作用反作用で表されるものではないし、あくまでも「どのように貴方は見えるか」の結果そう見えているに過ぎない。

[raf00]

良い世界良い時代になっていった先で、人類が詰むタイミングが来るだろうもしかしてもう来ているのかもしれないという思いは、いつも身長に考えたいもので。

[REV]

「「個人それぞれが怒りの感情をどのように表出・処理するのか」」　やはり、地下室で殴りあう拳闘倶楽部を開催するしか

[Togami_Arahi]

“進歩に伴う代償のなかには、克服されたものもある。” “しかし、克服されることなく、「ちょっとした代償」や「仕方の無いもの」とみなされたまま“それが当たり前”になってしまった代償だって少なくない。”

[coco5959]

「ちょっとした代償」の蓄積 - シロクマの屑籠: 2016 - 02 - 24 「ちょっとした代償」の蓄積 汎適 世の中の進歩には、表裏一体な代償や副作用がかならず伴う。…

[k4izka]

川崎市では公害病認定患者に対し、空気清浄機購入の補助を行っております。 http://www.city.kawasaki.jp/templates/outline/350/0000008179.html

[chintaro3]

「酔って喧嘩することが許されない社会がやって来たということでもある」

[pokotanu]

医療技術の進歩で平均寿命はどんどん延びる一方で現代的なライフスタイルは小さな毒をたくさん孕んでいるよね

[misomico]

多分、代償は進歩と同じくらいでかい。その時々の価値観でちょっとして見える方を捨てていってるだけ。

[ahomakotom]

ここでも瞑想芸を発揮するアニキ

[thesecret3]

文字禍

[whataru]

代償も進歩も定義出来ないのに、議論を進行できてしまう知的文脈自体はどうなんだろうか？渋い顔で何か解決もしないし、もう少しって何を基準に？と言いたくなる。中身がない。ポスモのソーカル事件を想ってしまう。

[a_horuru]

良記事です。

[seats]

BGM:「もうがまんできない」（じゃがたら）

[kilminwq]

「ちょっとした代償」の蓄積 - シロクマの屑籠: 2016 - 02 - 24 「ちょっとした代償」の蓄積 汎適 世の中の進歩には、表裏一体な代償や副作用がかならず伴う。…

[kenzy_n]

いつかは贖われなければならない

[mellhine]

いい視点の記事。ただ、自分個人では管理下にない部分もある。公害は社会的な問題であり、ある一人の人がすべての社会的問題の解決に動くことはできないから、自分で対応できる部分に関して選択していくしかない。

[SndOp]

喫煙できない悲しみみたいなもんかな。

[kitaazabu48]

φ(..)メモメモ \ 「ちょっとした代償」の蓄積 - シロクマの屑籠

[LeChatduSamedi]

テクノロジーの進歩と精神疾患