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"できる部下"の独り占めをやめさせる秘策 生産性向上は社内流動性が鍵
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組織の生産性を上げるにはどうすればいいのか。ベイン・アンド・カンパニーのエリック・ガートン氏は「... 組織の生産性を上げるにはどうすればいいのか。ベイン・アンド・カンパニーのエリック・ガートン氏は「社内の『時間・人材・意欲』の戦略的配分が重要だ」と訴える。ガートン氏の著書『TIME TALENT ENERGY 組織の生産性を最大化するマネジメント』(プレジデント社)では、世界規模の調査により「やる気に満ちた社員の生産性は単に満足している社員の2倍」「17人以上の会議は無意味」といったデータを論証している。このほど来日したガートン氏に日本企業の今後の課題を聞いた――。 希少資源を有効活用するというアイデアは有効 ――日本はいま官民をあげて「働き方改革」に取り組んでいますが、労働時間を短縮して単位時間あたりの生産性を上げるというアプローチについてどう思われますか。 たしかに時短から取り組むのは本末転倒だという見方もあるでしょう。順序としては、労働時間を短縮することに対応して生産性を上げるより、