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急増中「宗旨・宗派は問いません」が示す1200年以上続いた枠組みの崩壊 国が認める宗派は167にものぼる
現在、日本国内の仏教宗派には曹洞宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、浄土宗など167ある。ジャーナリス... 現在、日本国内の仏教宗派には曹洞宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、浄土宗など167ある。ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳氏は「仏教が日本に入ってきたのは6世紀。歴史の中で各宗派の勢力は変化してきました。近年は『宗旨・宗派を問いません』というケースが増え、仏教の枠組みも変わりつつある」という――。 なぜ「宗旨・宗派は問いません」が増えたのだろうか 近年、「宗旨・宗派は問いません」などとうたう、納骨堂や永代供養墓が増えてきた。しかし、この表現はアバウトだ。「宗旨」と「宗派」は本来同義だ。この場合、おそらく「宗旨=○○宗」と「宗派=○○派」とを分けていると思われる。 つまり分かりやすくいえば、「仏式の場合、お墓はそれぞれの決まった宗派のお寺に納めてもらうのが慣例ですが、うちの納骨堂はどの宗派の方でも納められます」ということになる。これまで納骨に際しては、「宗派しばり」が当たり前だったのだ。 だが、
2021/05/18 リンク