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「寝たきりでもビールが飲める」制限ばかりの病院を出て、在宅死を選んだ人たちの充実した最期 「酔っ払っても、寝たきりですから」
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「寝たきりでもビールが飲める」制限ばかりの病院を出て、在宅死を選んだ人たちの充実した最期 「酔っ払っても、寝たきりですから」
ケアマネージャーの吉野清美さん(54)がそう指摘する。吉野さんは20代の頃に看護師として病院で勤務し... ケアマネージャーの吉野清美さん(54)がそう指摘する。吉野さんは20代の頃に看護師として病院で勤務していたが、そんな現場がいやでたまらなかったという。 「私は看護師として、消化器内科の配属でした。そこはがん患者の人が多く、20年以上前のことですから、当時は助からない人が少なくありませんでした。患者さんたちは吐血したり、下血したり治療に苦しんでいて……家に帰りたいと言っていました。もう助からないと思われる人に対して心臓マッサージを何十分も行い、家族がそれを見て『止めてください』と叫ぶケースも。壮絶な最期を目にしました」 だから当時から吉野さんは「患者さんを家に帰す仕事がしたい」と思っていたという。 私も40年前に母を、20年前に母がわりに自分を育ててくれた祖母をがんで亡くし、またさまざまな角度から医療の現場を取材してきた経験から、たしかに医療とは「病気を治す」「1分1秒でも長く生かす」ことが