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なぜ欧米では「高齢者の暴走事故」が話題にならないのか…日本特有の「薬漬け医療」に潜む巨大リスク 突然の暴走は「副作用のせん妄」が疑われる
薬を大量に飲めば毒になる 日本の医者は「専門医」ばかりで「総合診療医」がほとんどいないため、大量の... 薬を大量に飲めば毒になる 日本の医者は「専門医」ばかりで「総合診療医」がほとんどいないため、大量の薬を飲んでいる高齢の方は少なくないでしょう。しかし、高齢になると薬の過剰摂取は、より一層慎重になるべきだと思います。 それは、若い頃に比べ、薬の効果が薄れていくのに時間がかかるからです。薬を飲むとだいたい15~30分後に、血液中の薬の濃度が最も高くなります。その後、薬の成分を肝臓の分解や腎臓の排泄を経て、8時間から半日ほど経過すると血中濃度は半分くらいになります。これを「半減期」と呼びます。 多くの方は薬をもらったら、一日に2、3回飲むように指示されると思いますが、これは血中濃度が半分くらいになった半減期に次の薬を飲むことで、血中濃度を一定に保つ狙いがあるからです。 若い人ならばこのサイクルで薬を飲むのは問題ないのですが、高齢になってくると、そうはいきません。 年齢が上がるにつれて、体力の衰え
2023/12/21 リンク