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自治体の「殺処分ゼロ」を手放しで喜んではいけない…「人間の都合で不幸になる犬・猫」が抱える"隠れた問題" 犬・猫を「儲けのタネ」にする新たな引き取りビジネスも登場
「殺処分ゼロ」のからくり 環境省の統計によると、犬や猫の殺処分は右肩下がりで減少を続けています。20... 「殺処分ゼロ」のからくり 環境省の統計によると、犬や猫の殺処分は右肩下がりで減少を続けています。2022年度の殺処分数は計1万1906頭(犬2434頭、猫9472頭)で、2004年度の計39万4799頭(犬15万5870頭、猫23万8929頭)と比較すると約33分の1になっています。 近年、動物愛護の精神の広がりとともに、熊本市、横浜市、札幌市、奈良市など「殺処分ゼロ」を実現する自治体が増えています。そのため「不幸な犬や猫が確実に減っている」「行政も頑張っている」と受け取る人も多いのではないでしょうか。しかし、その裏にはいくつかの「からくり」があり、実際には問題解決には至らず、新たな問題も起きています。 炭酸ガスによる窒息死、注射による安楽死 殺処分とは、自治体の保健所や動物愛護管理センターなどに持ち込まれた犬や猫などの動物を致死させることを言います。動物を引き取る状況には、正当な理由によ
2024/06/16 リンク