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教授に逆らいそうな学生をはじくフィルター…和田秀樹「精神医療崩壊を招いた"医学部入試面接"の裏側」 「カウンセリングを勉強したい」はネガティブ評価になりかねない
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教授に逆らいそうな学生をはじくフィルター…和田秀樹「精神医療崩壊を招いた"医学部入試面接"の裏側」 「カウンセリングを勉強したい」はネガティブ評価になりかねない
精神科の教授はすべて薬物療法中心の医者⁉️ 病気になったとき、大学病院の医学部の教授に診てもらえると... 精神科の教授はすべて薬物療法中心の医者⁉️ 病気になったとき、大学病院の医学部の教授に診てもらえるとなったら、「最高の治療を受けられる!」と喜ぶ人が大半でしょう。 しかし、医学部の教授は、必ずしも患者さんを診療する能力が秀でているとは限りません。 教授に選ばれるうえで最も重要なのは、論文の数だからです。手術の腕がいいとか、病気の見立てが優れているとか、患者さんとのコミュニケーション能力が高いといったことはほとんど関係しません。 とくに国公立大学の医学部の教授は、「臨床軽視、研究重視」の傾向が強いですから、教授選では研究業績、すなわち論文の数が勝負の決め手となります。 いわゆる「神の腕」より「紙の腕」。一方で、最も軽視されているのが心の教育です。 精神科はえげつないほどそれが顕著で、医学部のある全国82の大学の精神科の主任教授がほぼすべて、薬物療法中心の医者であることはあまり知られていません