家庭環境と読書の習慣のこと／図書館となら、できること

少女：先生のお父様は、最初大工さんで、そのあと本を修理する職人さんになられたのでしたね。 司書：ええ。 少女：お母様はどういう方ですか？ 司書：元気な人です。子供たちの釣りに〈引率〉を口実に着いてきて、一番夢中になって釣りを楽しむような人でした。 少女：やっぱり本が好きな方でしたか？ 司書：いいえ。彼女は本を読めませんでした。おそらく自分の名前以外は書くこともできなかったと思います。彼女は早くに父親を亡くして、働きに出なければならなかった母親のかわりに、弟や妹たちの世話をしなければなりませんでした。学校は好きでしたが、ほとんど通えなかったと言っていました。 少女：そうだったんですか。 司書：彼女が読むようになったのは、私の父が亡くなってからです。識字教室を探してきて、そこで読むことを学び始めました。「これでやっとお父さんの仕事を読むことができるね」と喜んでいました。もっとも父は洋古書の修繕

[fuga_maito]

教授がMASTERキートンに出れるレベル

[shino-katsuragi]

ふぅむ。「そしていつか、あなたにも手渡す人ができたら、この話をしてあげてね」／いずれ、手渡す日のために。この一生だけではたどり着けないとしても。

[angmar]

「一度読み始めたら、眠りに着くまで本を離してはならない」読み始めるとすぐ眠くなるんですが／ファンタジーとしてなら、良いと思う。教育譚としてなら、「読むことのできない書物はない」はただの傲慢。

[steel_eel]

本買いすぎで生活費が月半ばで尽きるとかあるある過ぎて困る。延々とふりかけご飯と卵かけご飯で凌いだがｗ

[shomotsubugyo]

田中菊雄の弟子ということになるのかな？

[bb_river]

これを読んで「要点だけに絞ってくれないかな」と思う人は悔い改めろ、というメッセージでしょうか

[kananaka]

『人は自分のためだけに学ぶんじゃないの…人はね、自分の子どもたちや孫たち、会えないかもしれない未来の人たちのためにも学ぶの』自分の可能性を信じてくれるメンターとの出会いは、人生の奇跡であり宝物。

[ncc1701]

自分の子供がこの教授のような人物に出会えることを切に願う。いや、自分がその人物になるべきか。

[saxman220]

いいね。

[akisibu]

所属大学や地域の図書館を使い尽くせば、転勤で見知らぬ街の図書館や一般開放している大学図書館などにアクセスできるキーを自分の中に持つことができる。大学図書館と聞いてホームと思うかアウェーと感じるか。

[okadaic]

＜「読むことのできない書物は存在しない。読むことをあきらめる読書家がいるだけだ」＞

[KENSHIN_TANAKA]

何を学びたいのか分からず、何を学ぶべきか決めることもできなかったのです。哲学ならどこへ進めばいいか分からない人間でも受け入れてくれるのではないか、と期待したのだと思います。

[kumagoro_morino]

「読むことのできない書物は存在しない。読むことをあきらめる読書家がいるだけだ」

[nao550]

“「図書館を使い尽くさないようでは大学に来た甲斐がない」”

[fmtt_moon]

「学ぶことはあなた一人のことじゃないの。だから我がままなんかじゃないのよ。 　人は自分のためだけに学ぶんじゃないの。 　それだけだったら続けてはいけない」

[Aodrey]

この話、「本との距離が遠くなっちゃったなー」って時に思い出しては検索して何度も読んでいる。

[isaisstillalive]

「図書館を使い尽くさないようでは大学に来た甲斐がない」 「……あの、質問してもよろしいでしょうか？」 「無論だ。〈使い尽くす〉ものの中には教員も含まれる」

[marinee]

『分からないことを覚えるのは苦しいことだし、それを考え続けるのはもつと苦しいことだから。人はね、自分の子どもたちや孫たち、会えないかもしれない未来の人たちのためにも学ぶの。』

[hatayasan]

「私はこの件について諦めることを、すでに諦めていたのです。」

[fuyukky]

[December 31, 2012 at 01:43PM] [] 家庭環境と読書の習慣のこと／図書館となら、できること 読書猿Classic: between / beyond readers

[hiroomi]

「でもきっと、おまえが知りたいと心から願うなら、おまえはちゃんと学ぶことが出来るだろう。」探究心かとも思ったが情報共有と。と、素に読書って思ったときのことを思い出した。

[stellaluna]

ううう…いい話…なのかな…。いや、いい話なんだろう…。

[adgt]

それが何語で書かれていようと、まず最初の10ページを死に物狂いで読みたまえ。分からない言葉がいくつも立ちふさがり、砂を噛むような心持ちになるだろう。しかし、その本を読むために必要な鍵は大方はそこにある。

[YoshiCiv]

はるか昔から図書館こそが研究の中心だった。まだ実用的なインターネット上の図書館もないから、リアル図書館の意義は変わらん。「そうだ、図書館に行こう。」

[naoru]

B!

[a1icetea]

すごい

[kaerudayo]

まずは、ゾロリから、息子ははじめてるｗｗｗ

[halca-kaukana]

素敵な話。自分自身の｢学ぶこと｣を省みる。自分も、微力でも、手渡してゆく存在になれるかな。

[shig-i]

「読むことのできない書物は存在しない。読むことをあきらめる読書家がいるだけだ」

[ysdk1]

人はね、自分の子どもたちや孫たち、会えないかもしれない未来の人たちのためにも学ぶの。あなたもいつか、自分の学んだことを、次の人たちに手渡していくのよ。

[W_Katsuragi]

｢なんのために学ぶか｣ちゃんと答えてくれる人に出会えるのはきっととても幸運なのだろう

[cubed-l]

質問してこない人にどうやって伝えたらいいんでしょうねぇ

[clngn]

学ぶこと

[kmr0326]

出てくる人すべてに泣いた。名文。／

[miyatoru]

私も泣きそうに。"　人は自分のためだけに学ぶんじゃないの。　それだけだったら続けてはいけない。"

[rz1h931f4c]

定期的に読み返したい