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〈4〉新型たばこ 有害成分含み対策必要 - 琉球新報デジタル
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〈4〉新型たばこ 有害成分含み対策必要 - 琉球新報デジタル
たばこ対策の遅れているわが国でオリンピックが近づき、昨年やっと改正健康増進法が成立しました。しか... たばこ対策の遅れているわが国でオリンピックが近づき、昨年やっと改正健康増進法が成立しました。しかし残念ながら先進諸国同様の屋内全面禁煙にはいたっていません。そのような中、わが国では近年いわゆる「新型たばこ(加熱式たばこ、電子たばこ)」が普及してきています。新型たばこは害が少ない、他人に迷惑をかけない、禁煙に移行しやすい、との触れ込みがありますが、いずれも問題があります。 まず、害が少ないという点について、わが国で主に流通している加熱式たばこは、エアゾル中に通常のたばこと同程度のニコチンのほか、発がん性のある多環芳香族炭化水素類、金属および放射性物質等が含まれています。電子たばこにも、気道への障害作用や器質化肺炎を起こす等の物質が含まれます。「ニコチン非含有」との銘柄も、実際には約半数にニコチンが含まれていることが明らかになっています。 次に、副流煙がなく周囲の人に害がないとの点について、電