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星降り猫のアルペジオ
深水由樹 ーー曲が流れていた。弾んで、跳ねて、また弾んで。指が滑るように転がっていくのがみえるよう... 深水由樹 ーー曲が流れていた。弾んで、跳ねて、また弾んで。指が滑るように転がっていくのがみえるような、そんな旋律。 やがてそれは弱々しくなり、私の体が意識をとり戻すとともに、遠くへと消えて行く。 その旋律は少し前までは時々流れてくるくらいだったのに、最近ではほぼ毎朝、軽快なステップで頭に流れ込んできて朝を告げていく。 でも別にそれが不愉快だということは無いので、少し疲れているのだろう、と特に気にしていない。むしろ快いと感じていたかもしれない。なぜだか懐かしいとさえ感じていた。 いつもと同じ朝だった。いつもと変わらない部屋。いつもと変わらない、一階から漂ってくるコーヒーのかおり。 ただ、目の前の景色がひっくり返っていた。寝相が悪いのだ。昨晩は買ってきたばかりの小説を夜通しで読みふけっていた。おかげで首と肩が痛む。 カーテンを開ける。そこにはいつもと変わらない景色が広がっていた。はずだったが、