携帯電話を用いたカンニングを業務妨害罪の容疑で刑事責任追及することの問題点 : 2011-03-05 - 登 大遊＠筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻の SoftEther VPN 日記

最近、話題になっている京都大学等の入学試験で試験時間中に試験問題を Yahoo! 知恵袋 などの Web サイトに投稿してその答えを求めた人がいる件について、警察はこれを偽計業務妨害罪として令状を取り、ISP や携帯電話会社を通じて個人を特定しようとしている。 ところで、私は法律については素人なので間違いがあった場合は申し訳無いと思うが、今回の件について、結果的に、このカンニング行為が業務妨害罪として有罪になってしまったとしたら、以下のようなおかしな問題が発生する。 まず、なぜこのカンニングの問題が業務妨害罪に該当するのか、検察が主張するであろう考えられる理由は以下の 3 つのうちいずれか、またはその組み合わせなのではないかと思う。 理由 1. 受験生として公平・公正に受験すべきところ、試験時間中にカンニングを行い、本来解く能力がなかった出題について、自分の力で正答したように装った。これに

[memoclip]

続）http://d.hatena.ne.jp/softether/20110306#p1

[tetrahymena]

さすが理論整然だw

[jaguarsan]

同意、矛盾する理由1と2がそのときどきにおいて入れ替わり説明に使われる / 故意犯しかありえない業務妨害での取り締まりは #LibraHack と同じ問題を感じる

[zu2]

毎度のことながら、の記事 / 法律を言い出すと、「カンニング罪」が作られてもっとひどいことになりそう / 社会インフラに対する犯罪って、徐々に社会を蝕むんだよねえ。

[Ivan_Ivanobitch]

起訴便宜主義が元凶のような