連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange

このあいだのラジオで、ペトロニウスさんたちと、最近の漫画連載のひきのばされ方って目に余るものがあるよね、という話をしました。そのいい例が『ハヤテのごとく！』だよね、と。 きょうは、それでは連載がひきのばされるとは具体的にどういうことなのか、という話をしたいと思います。 ま、いいたいことは単純で、ようするに五話で語れることを一〇話かける、五巻で終われるものに二〇巻費やす、これが物語がひきのばされるということですよね。 こういうことをした場合、物語の内容が変わらないとすれば、当然、一話ごと一巻ごとに詰め込まれる内容は薄まることになります。そして、自然、作品のテンションも落ちる。 いまの漫画界、あるいはライトノベルあたりも同じかもしれませんが、とにかくその辺りではこういうことになっている作品が大量に存在するように思います。 で、ぼくはそれは良くないことだと考えるんですね。この連載のひきのばしは漫

[Erlkonig]

北斗の拳パターンの場合、後付けされていくテーマが意味わからん風に奇形的に成長してたまに物凄い作品になったりするので侮れない。シャーマンキングとか。

[CIA1942]

ハヤテに関しては作者が「コンパクトに話すことが出来ない」だけなんじゃないかと。それもまたあの作品の魅力。／冗長になった原作を下手に煮詰めた結果誰得になったのがアニメ版のマリみて（特に4期）。

[fukurow57]

なるほど確かに「二パターン」、その通りかも知れない。ちなみに「A地点までの道のりを冗長化する」と聞いて最初に浮かんだのはマリみてだった私。まぁ本当、作品はさくっと終わらせて新しいの作って貰いたいよね。

[bobokov]

わかる。ただはじめの一歩に関しては、どこを落とし所にするのだろう？という新たな興味はある。

[sato-gc]

ハヤテの新刊読んで、密度の急激な低下にびびった。でも『絶チル』をひきのばしというのは、うしおととらをひきのばしと言うのと同じような気がしてもにゃもにゃ。

[umeten]

＞対して、いまのひきのばし連載はこのＡ地点までのルートをひたすらに冗長化する、というものが多いように思う　　　『ガラスの仮面』のことかーーー！！！

[nekoyanagiw]

絶チルに関しては、特に間延びされてる気はしないなあ。三人が中学生になったことに当時驚いたくらいだから、むしろ北斗の拳パターンな気がする

[dbpwriter]

絶チルはしょったらパンドラが只の敵さんになっちゃうやん、マッスルの偽装一般人時の格好良さとかパティの親しみ持てる趣味(≧ε≦)とかさ…目的地点までもっと、どうぞ厚みを増して下さいなっ♪

[myu65]

はじめの一歩はホントにひどい。

[sifzifz]

BASTARD!!はよく「14巻までは…」と言われるけどA地点クリアしてるのかなあれ…アンスラを倒…してないよね結局？　まあどっちにせよリアル時間で10年もコンロン＆ウリエルとやってりゃ結果は一緒なのだ

[nakanushi]

いやはや、それだ。"昔の漫画のひきのばし方というのは、とりあえずこのＡ地点まで行って、それから蛇足をもうける、というものが多かった"

[type-100]

週刊少年漫画において、「人気が出れば話数が伸びる」というのは編集も作者も(おおむね)読者も望んでいること。ハヤテは引き延ばしじゃなくて畑先生のネタが切れただけだと思う。

[pQrs]

トラウマイスタとか打ち切りが決まった瞬間テンションが異常に高くなった作品を見ると、確かに全力疾走は面白いとは思う。

[cubed-l]

俺は登場人物たちが何と出会い、何をしたのか事細かに描いてくれたほうがいいなぁ。引き延ばしとは思わない

[ROYGB]

「北斗の拳」の場合、１巻でシンを倒すまでがＡ地点とも言える。そうするとラオウとかは、ひきのばしによって生まれたとなる。

[hatayasan]

ドラゴンボールがフリーザ編できれいに終わっていたら名作として評価されたのかな、とこういう話を読むと思い出す。

[sekiyado]

基本的に同意。でもあくまで読者視点の意見にすぎない（当たり前だが）。漫画は作品であると同時に商品であるわけで、商品が売れないと一番困るのは漫画家自身。次回作が売れる保障はない。それでも悪と言えるかな。

[c_lindenbaum]

絶チルにおけるA地点はバッドエンド。つまり「一直線に全力疾走すればたどり着いてしまうA地点」を避けることが目的であり、「正しい迂回路」を探す為の物語。／ただ最近キャラ萌え傾向が強まっているのは確かｗ

[ranobe]

竹本泉のＡ地点は、あおいちゃん地点でＡ地点

[vierger]

I've felt frustrated with slow-paced story, too.

[acealpha]

DEATH NOTEはA一直線パターンだろうけど，あれに関しては遠回りしてでもLが勝利して欲しかった

[crea555]

致命的なまでの読解能力の欠如を表わす例示が、折角の文章を台無しにしている。今年の台無しオブザイアーかもしれない。

[false_alarm]

「ハヤテ」はＡ地点を決めかねてるマンガだと思う…それが良いかは別だけど。個人的にはよくがんばってる方だと思う。久々にコミックス読んだら面白かった。

[keiseiryoku]

面白いなあ、見解がまるで違う。絶チルもハヤテも長くていいと思う。あれらはもうほとんど叙情詩でしょ、続くことが価値、という。ブリーチはもういいと思う。ああいうのが冗長というもの（が、冗長にも価値が生じる

[nasunori]

ジョジョの4部への引き伸ばしはいい。新鮮な気持ちで読める。／ジョジョでも4部と他の部ではちと違う気が。4部は日常メインだからA地点まで直進しなくてもいいが、他の部は目的があるからほぼ直進する、みたいな。

[tocoto]

迂回した道が魅力的なこともある。

[TrinityT]

ギャンブルフィッシュのA地点は阿鼻谷先生との対決だな。

[oguogu]

うなずく部分は多いけど、好きなマンガは終わって欲しく無いという思いもある。のだめカンタービレは終了したけど、のだめの物語は、ずっと読みたかったし。

[kaitoster]

はじめの一歩は宮田が光速の拳をマスターしてしまった為、一歩の無限デンプシーロールとぶつかるとビッグバンが起こって地球が消滅してしまう可能性があるから回避されたと聞いたことがある。

[snobocracy]

はじめの一歩はＡ地点に近づいては離れてを繰り返すイメージ…そうか！デンプシーロールの動きはメタファーか（違）

[Louis]

蛇足かどうかは雑誌で購読してる立場ではまた別モノだったりもする。というか「ひきのばし」か「打ち切り」しかない今の漫画界でこの分類は乱暴な気も。/ブリーチは平成の聖闘士星矢であり魁！男塾なので…。