地獄への道はいつも善意で舗装されている（とは限らない）。 - Something Orange

ネットの森をさまよっていると、しばしば「地獄への道は善意で舗装されている」という箴言を見かける。検索してみたところ、この言葉、もとはイギリスのことわざであるらしい。さらなる元ネタはシラーだともいうが、よくわからない。 まあ、「善意で行動したことであっても、思わぬ悲劇を生む原因になりえる」という程度の意味だろう。なかなか含蓄が深い言葉ではある。 しかし、たまにここから「だから善意での行動は信用できないのだ」という結論が導かれているところを見かけると、「ちょっと待ってくれ」といいたくなる。たしかに善意は時に悲劇を生むかもしれないが、やはり悪意で行動するよりは善意で行動したほうがいいと思うのだ。 そもそも、だれかがある行動に対して「あなたの行動は善意がもとになっているからあてにならない」と批判するとき、その動機もまた善意なのではないか。すべて善意があてにならないなら、善意を批判する善意もまたあて

[mimizuku004]

『耳に痛い意見が間違えていることもある』ってなんかおかしくね。耳が痛い意見ってそれが自分の欠点とかを正確にとらえてるから耳が痛いんであって、間違ってる意見聞いても別に耳が痛くはならんのじゃ。

[dwnrvr]

そもそも「いつも」という言葉をいつのまにか紛れ込ませてしまってることに混乱の原因が。元のフレーズは別に悪意で舗装されてるケースを排除してないと思う。

[seabose]

善意はその起点が「良かれと思って」であるが故に、事前の深慮や事後の検証が甘くなりがちである事を戒める言葉と受け止めています。

[tororo-imo]

この人は、本気で「頭が悪い人」なんだと認識した。「AはBに含まれる」からといって「BであってもAであるとは限らない」という当たり前の事を、なんでこんな長文を駆使してもちゃんと伝えられないんだ？アホすぎ。

[babelap]

んー、件の警句に対する俺の解釈は「善意は人を盲にする。善意を盾に盲進すれば、ときに地獄へと突き進む」ぐらい。無能な働き者にがんばらせちゃいけない、的。

[s-tomo]

対偶は真だけど、逆や裏は真とは限らないだけの話。あるいはホメオパシーとかペットボトルキャップ集めとか断りづらいという問題。マルチのトップは悪意があったとしても下のメンバは善意だったりするとかめどすね。

[dambiyori]

コメント欄のマキャベリの言葉は「天国へ至る道は地獄へ至る道を熟知することだ」かな。

[kamezo]

ネタなの？　「動機が善意だと無防備になりがちだから気をつけろ、思いがけない悲劇や期待を裏切られた時の方がつらいぞ、それこそ地獄の苦しみだぞ」って感じの警句でしょう？

[VodkaDrive]

善意「だけ」ではダメと言う話で、善意「だから」ダメと言う話ではないと言う事。善意は良い結果を保証しないので、地獄へ続く道を避け、善意を結果につなげたいなら前提知識や手段について検証する必要がある。

[mousecat]

「地獄への道はいつも善意で舗装されている」を否定するために逆命題を否定するのは無意味。対偶命題「善意で舗装されていなければ、それは地獄への道ではない」を否定する必要がある。

[mobanama]

"たまにここから「だから善意での行動は信用できないのだ」という結論が導かれているところを見かける"ぐだぐだ妙なこといわずとも、単にそのロジックはおかしいといえばいいだけじゃないのか？

[mamezou36]

常に成り立つ言葉（命題？）とたまに成り立たないことがある言葉（～の傾向があるとか）の違い。

[antonian]

もともとは「善意は良いものである」という前提があっての言葉だからなぁ。

[mujisoshina]

論理的に「地獄への道はいつも善意で舗装されている」と「善意で舗装されている道はいつも地獄に通じている」はイコールでは無い。/「行き先に関わらず、舗装とは善意で行われるものだ」と考えるのはどうでしょう。

[khwarizmi]

「地獄への道はいつも善意で舗装されている」を否定するには、「善意で舗装されている天国への道」の存在を示してもだめ、「悪意で舗装されている地獄への道」の存在を示す必要がある。でも、そんな道進む？