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老年期のメンタルヘルス(老年期精神病について)| 豊中市 千里中央駅直結の心療内科 精神科 - 杉浦こころのクリニック
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老年期のメンタルヘルス(老年期精神病について)| 豊中市 千里中央駅直結の心療内科 精神科 - 杉浦こころのクリニック
Ⅰ.高齢者での特殊事情 今日、精神疾患の標準的な診断基準として用いられているDSM-Ⅳ -TRやICD-10におい... Ⅰ.高齢者での特殊事情 今日、精神疾患の標準的な診断基準として用いられているDSM-Ⅳ -TRやICD-10においては、老年期精神病という名称は見当たりません。というのも、これは正式な診断名ではなく、認知症のない高齢者において、幻覚・妄想などの精神病症状が認められる病態を総称しているものであるからです。薬物の影響や身体疾患による幻覚・妄想は老年期精神病に含まれません。先にあげたDSM-Ⅳ -TRやICD-10の病名にあてはめると、妄想性障害や統合失調症がおおむね老年期精神病に相当することになります。 老年期に新たに発症する場合の症状の特徴は、体系的な妄想(訂正がきかない誤った思い込み)が主症状であり、幻覚は伴うことも伴わないこともあります。 妄想の内容としては「いやがらせをされる」「家屋や敷地内に侵入される」「物を盗られる」などといった被害関係妄想が最も多く、その他、心気妄想、嫉妬妄想、誇