『スターウォーズ』の大ヒットに当時の映画誌は「どう対応していいか混乱して」いた？日本でSWはどう受容されたか

三一十 四四二三 @31104423 1970年代後半のキネ旬は、だんだん高まっていく「スターウォーズ」の人気ぶりに、どう対応していいか混乱している様子がうかがえてとても面白い。当初は 「どうやら子供が見るような映画を大人が見てはしゃいでいるようだが、まさか、こんな映画のブームは一過性のはずだから、まあ無視しておくか…」 三一十 四四二三 @31104423 という態度も感じられるが、ニュースが入るたびに、その熱狂が只事でなく、映画界全体のトピックとして扱わざるを得なくなっていく。しかし、これに対応できる書き手はいない。これは本当に映画文化として取り上げるべき現象なのか？ しかたなく特派員レポートを出すも 「あ〜特…特撮…仮面ライダー… 三一十 四四二三 @31104423 …ゲッターロボが…」 この手の作品に対する語彙が不足して痛々しい限りだ。それでも頑張って、作品の価値を伝えようと必死

[sds-page]

まだ変に神格化されてない時代の率直な感想って感じ

[BIFF]

『ロードショー』や『スクリーン』は「米国で空前のヒット！！」と最初から持ち上げてたけど、『キネマ旬報』が必死で無視してたのは覚えてる。。年ヤバい。笑

[mugi-yama]

写真の文章書いたの誰だろう。淀川長治や双葉十三郎は「これダグラス・フェアバンクスとかの冒険活劇じゃねえかなっつかしー」って言ってたような記憶が（当時「スクリーン」読者）

[miyakawa_taku]

自家中毒的な神話化以前の、第一作の批評としては至極真っ当で、特に混乱しているようには思えない。単純明快だから流行ったんであって、いきなりEp.6だったらダルすぎるし、いきなり1-3ならややこしくて流行ってない

[m_yanagisawa]

ちなみに私は映画を見たあと小説版も読んだのだが、当初は文中でフォースを「理力」って訳していた記憶がある、定着しなかったけど。翻訳家泣かせの物語でもあったかも

[komayuri]

逆に今は、大きくなりすぎた『スターウォーズ』という金看板を、映画業界が持て余している感じもしたりしますよね。

[soorce]

小林信彦「唐獅子惑星戦争(スターウォーズ)」(唐獅子株式会社シリーズ)に、当時の狂騒っぷりが誇張気味に書かれてますな。日本公開前にアメリカで何回見たかを競ったとか。

[kei_mi]

そりゃアメリカンニューシネマ全盛の時にスターウォーズが来たら混乱すると思う。　スターウォーズのずっと前に公開された2001年宇宙の旅は「大人向け」な話だったからか、文部省特選になるぐらい普通に評価されたし

[mobanama]

へー。当時子供側だったからこういう状況は知らんかったな。近所の映画館のナイトショーに父母と私だけで観せてもらった。

[a-kuma3]

そんな難しい話ではなくて、商業的に成功しそうな映画かどうかは、映画評論家の裁量ではなかったというだけ。SFに限らずハリウッドのエンタメ的に盛り上がれば勝ちみたいなのが増えてくるくらいのタイミング

[dekaino]

アメリカでは初めは映画会社も映画評論家もたいして期待してなかったところ予想外の大ヒットになったんだよね。日本で公開される頃はもう全米大ブレークって情報伝わってるし配給会社も気合入れて宣伝したからなぁ。

[aramaaaa]

当時のキネ旬は、今よりもアート寄りだったように思うので、これが世間一般というわけではないように思う。まあ映画ファンの層全体も今とかなり違うが

[yogasa]

“フラッシュゴードン”

[minamihiroharu]

こういう映画はロードショーとかスクリーンの方が積極的に取り上げそうな印象があるけど、実際はどうだったんだろうな。

[quick_past]

同時にスターウォーズのようなチャンバラスペオペが「本格SF」として受容されてしまい、野田大元帥の宇宙へのメッセージが、SFとしてスター・ウォーズと比較されてしまったのもまた、悲劇。

[nejipico]

公開当時はSF関係の雑誌やムックが盛り上がっても他は無視って感じ。ワシも特に見に行かずに初めてみたのは数年後の日本語吹き替え版（声優がTV版と全然違うしセリフもかなり違う）

[exciteB]

淀川先生がスターウォーズEP４初見でなぜか「命のないC3POとR2D2の狂言回し」を絶賛してたようなw(SFアクションの部分はほぼ無視)／アトロクの「淀川長治 ラジオ名画劇場」をじっくり聴いてみる特集か

[gui1]

ＳＷの日本公開はアメリカの１年遅れ。盛り上げるためにあえて遅らせた、というのが通説だったんだけど。無理解のせいで遅れたのかもしれないということか(´・ω・｀)

[yarumato]

“1970年代後半までの日本映画および批評は、狭く暗く辛いリアリティを至上としていた。スターウォーズで、初めて、大人が子供向け特撮を実写映画で楽しんでもいいのだ、と理解された。”

[victoriaxxx]

ブコメの「理力」が懐かしすぎてしんどい。理力、響きがすごく良かった。理力……！

[neet_modi_ki]

ドラえもんとかみると、リアルタイムで藤子先生とかめちゃくちゃ影響受けてるのがわかるから、刺さるところには刺さったのだろうが、まだまだジャンルとして確立する前ならこんな感想になるのもわかる

[yunotanoro]

キネ旬なんて読む価値無いことは皆が知っている。競馬新聞の方が当たり馬券を狙ってる分、論理的だ。キネ旬自体が自己陶酔的で気持ち悪い。

[udukishin]

最近の鬼滅の刃みたいな反応だったのかな？

[lady_joker]

キネ旬の批評、的確かつ過不足なく、タイトな日本語でまとめられていて見事な仕事だと感じた

[dmekaricomposite]

特に混乱してる様子もないし痛々しくもない的確な批評だと思うけど。当時は帝国の逆襲とか無いし。むしろ今が神格化されすぎ。スターウォーズは作品自体はそこそこ好きだけど声の大きい人が多いから語るの躊躇する。

[mory2080]

いやいや、日本の映画館でかかる前から前評判すごかった記憶。NHKの『ニュースセンター9時』でも紹介してたよ。

[akanama]

なんか貴重な話。その時代の空気感は当時を知らなければ簡単に塗り替えられてしまいそう。

[monotonus]

マトリックスもそうであれも第一作で終わらせておけばもっと評価高かっただろう。一発屋には一発屋なりの輝き方がある。商業化する上で仕方ない面があるのは理解するけど。

[shun_libra]

大昔トリビアの泉でも取り上げてたけど、日本語の歌詞付きで子門真人が歌ったテーマ曲が発売されたことも含め、当時の受容がどんなものだったかが伺える。参考→https://youtu.be/fioVXnCgQ-U

[ar50mama]

父に映画館に観に連れて行ってもらった。翌日、グッズを小学校へ持って行くと男子に羨ましがられたな。R2D2とか大人気だった思い出/“なかでも戦闘機の空中戦が圧巻”最前列で観たので目が回って夜、眠れなかった

[kukky]

少し前にやってた『未知との遭遇』がまあまあ面白かったのでまたSF映画を観てみるかって流れでのおとぎ話ストーリーだった。子どもまで盛り上がったのはEP5、コカコーラの王冠集めだよ

[K-Ono]

そういえばスターウォーズはなにひとつ見ていないなあ。

[gxg]

連れて行かれたけど話が難しくて。後にヤマト・999・ガンダムには熱中するんだけど小3年生には宇宙からのメッセージの方が刺さった。コーラの王冠の裏にプリントされてるの集めてプラ型にはめ込むヤツ今でも欲しい。

[kamezo]

はぁ、映画評論界隈はそうだったのか／当時ハードSFやニューウェーブSFの信者がスペオペや怪獣映画をどう遇していたか、という辺りとダブる／「士農工商イヌSF」を終わらせた作品だろうけど、当時はわからなかった。

[tetsuya_m]

いや普通に熱狂的に大ヒット映画だったよ、うちにあった映画誌はロードショーで普通に大特集だったしこんなに冷めてたのキネ旬くらいでしょ

[zgmf-x20a]

当時大学生だったけど、映画誌が遅れていたのでは？

[muradown]

三船敏郎がオファーを蹴って後悔したって話を聞いたことがある。当時は子供向け特撮ものってイメージだったんだろうな。

[sgtnk]

ニューシネマに対するカウンターみたいな存在だしね

[nakab]

しかも、当の映画はチャンバラ映画から影響を受けたというから、これまた一層複雑である。

[hiruhikoando]

そういえば七人の侍が年間3位で1位が二十四の瞳なんだよね。キネ旬嫌いがネタにしているけど二十四の瞳が上だという物差しはあってもいい。