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「終身保険=実質の保険料負担なし」は誤解だ
「『実質的な保険料負担なし』は大きな誤解だった」 8月13日に東洋経済オンラインに掲載された「『貯蓄... 「『実質的な保険料負担なし』は大きな誤解だった」 8月13日に東洋経済オンラインに掲載された「『貯蓄型保険』には入らないほうが良い理由」という記事を読んで、大手生命保険会社の営業マンだった頃の自分を思い出しました。 一生涯の死亡保障がある「終身保険」について、記事で発言が引用されている保険ショップ販売員のように「老後に解約すると、保険料総額を超える払戻金があるので、死亡保障に要する実質的な保険料負担はゼロに等しい」と認識していたからです。 しかし、誤認でした。保険販売の仕事を辞めて独立した後、保険数理の専門家に確認してわかったことです。原因は、保険会社で教えられた「保障と貯蓄を兼ねる」という商品の特徴を覚えただけで、仕組みについて考えなかったことにあります。 一般に「終身保険」の契約例は、次のような図で示されます。
2017/09/04 リンク