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福島駅「新幹線アプローチ線新設」はなぜ必要か
2024年春、山形新幹線に新型車両のE8系が登場する。同時に、福島駅に山形新幹線のアプローチ線を新設す... 2024年春、山形新幹線に新型車両のE8系が登場する。同時に、福島駅に山形新幹線のアプローチ線を新設することも発表された。2026年度末に使用開始となる予定だ。このアプローチの建設は東北新幹線の運行で長年懸案になっていた事柄だ。 JR東日本は東北・上越・山形・秋田・北陸と5つの新幹線を運行する。その路線網は木に例えれば枝と幹、川に例えるなら東京に向かって大河を形成するような作りになっている。この5つの新幹線のうち、山形・秋田の各新幹線は正式な新幹線ではなく、ミニ新幹線などと呼ばれている。別の名前では新在直通とも呼ばれ、新幹線と在来線との直通運転によってスピードアップを実現したものだ。実際には乗り換え時間+アルファ程度しかスピードアップの効果はないが、新規の新幹線を建設するよりもはるかにローコストな速達化が可能で、比較的距離の短い路線では有効な手立てだ。 新幹線と在来線を直通させるためには、
2020/07/10 リンク