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ホンダ、それでも原付バイクにこだわる事情
縮小の一途をたどる国内バイク市場。2014年は国内3メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ)の50ccバイク(原... 縮小の一途をたどる国内バイク市場。2014年は国内3メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ)の50ccバイク(原付1種)の販売台数が約23万台と、278万台を記録した最盛期の1982年から10分の1以下の規模にまで落ち込んでいる。 そうした中、ホンダは50ccスクーターの新型車「タクト」を1月23日から発売した。国内販社のホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長が、「市場開拓の先兵として期待し、16年ぶりにネーミングを復活させた」と力を込める車種だ。今回が8代目となるタクトは、同クラスのスクーターでは最高となるガソリン1リッターあたり80キロメートルの低燃費を実現している。 かつてのユーザーはどこへ? 1980年に発売した初代タクトは、操作性や経済性に優れ、それまでバイクにあまり関心のなかった人たちの需要を喚起した。発売から約2年で72万台を販売する大ヒットとなり、第3期スクーターブームの火
2015/01/25 リンク