プロから見て日本の｢免税制度｣は便利すぎる

日本には、短期滞在の訪日客が消費税免税で買い物ができる制度がある。多くの日本人は「免税でのショッピング」と聞いたら、空港でお酒やたばこが安く買える免税店を思い出すだろう。でも、地元の商店街にあるドラッグストアの店先に「免税」と書かれたのぼりが立っているのを見て、「いったい何を免税しているのだろう？」と疑問に思う人も多いのではないだろうか。 この政策が中国人の爆買いを後押ししているひとつの要因なのだが、実際にどう運用されているのか。まずはあらためて日本の免税制度をおさらいしよう。 ドラッグストアでの「免税」ってなに？ 日本を訪れる短期滞在者は、購入した物品を日本では使用せず、そのまま国外に持ち出すことを条件に、消費税（現在は8％）の負担が免除される。これら訪日客が消費税の免税を受けるためには、次のような規定を満たす必要がある。

[paravola]

日本の税関では書類と持ち出し商品との突き合わせは一切行っていない。「アジアからの団体客に税金を返すことができれば、政策として十分及第点。地方創生にも寄与」

[daybeforeyesterday]

うーむ