ゴーン逮捕「失敗したら海外から袋叩き」 - 大鹿靖明｜WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

ゴーン逮捕「失敗したら海外から袋叩き」 大金星どころか…日本の刑事司法の後進性に世界の注目が集まる 大鹿靖明 ジャーナリスト・ノンフィクション作家（朝日新聞編集委員） 倫理面では相当問題あるのだが… 日産自動車のカルロス・ゴーン会長（当時）の逮捕は、日本の刑事司法の後進性を全世界に向けて発信することになりそうだ。東京地検特捜部は、久しぶりの大金星に浮かれるのではなく、人権意識の高いフランスを始めとした西欧諸国を納得させることのできる犯罪の立証が求められる。外交問題に発展しかねない大事件だけに、失敗すれば、森本宏特捜部長は言うに及ばず、稲田伸夫検事総長も引責辞任は避けられないだろう。 ゴーン容疑者は2010～14年度の5年分の有価証券報告書で、実際の報酬が5年合計で99億9800万円だったにもかかわらず、同49億8700万円と過少に記載したとして、金融商品取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載

[paravola]

東芝の粉飾決算は強制捜査しなかったのに／大手監査法人幹部によると、監査法人がチェックするのは主に損益計算書、貸借対照表の財務諸表であって、役員報酬欄は会社側の申告のまま掲載されることが少なくない

[quelo4]

東京地検特捜部は、久しぶりの大金星に浮かれるのではなく、人権意識の高いフランスを始めとした西欧諸国を納得させることのできる犯罪の立証が求められる

[vox_populi]

「ゴーン逮捕「失敗したら海外から袋叩き」　日本の刑事司法の後進性に世界の注目が集まる」。この記事はこの見出しに尽きる。いくらゴーンが強欲でも、検察の取り調べに批判が集中したら威信を失墜するのは日本国。

[Ereni]

11/27