韓国は信を失い、日本は礼を失った - 田中均｜論座アーカイブ

韓国は信を失い、日本は礼を失った 田中均が示す日韓泥沼化の打開策 田中均 （株）日本総研 国際戦略研究所特別顧問（前理事長）、元外務審議官 8月23日、韓国は軍事情報包括保護協定（GSOMIA）の破棄を日本側に通告した。 その日、私はソウルで日韓フォーラム（1993年に設立された日韓有識者の賢人会合）に参加しながら、どうしてここまで日韓関係は悪化してしまったのか、思いを巡らせていた。 安倍政権と文在寅政権の相互不信による一過性なものなのか、両国の政権が変われば元へ戻るのか。それとも、日韓の構造的問題が抜き差しならぬところまできて、もはや後戻りできないということか。 重大な危機を迎えた。日韓関係だけにとどまらず、日本の在り方やこの地域の平和と安定にとって大きな転機となるのかもしれない。 日韓の底にある深い意識 まず根底にある意識の問題だ。 韓国側にあるのは「日本にねじ伏せられるわけにはいかな

[vox_populi]

「近年首相や外務大臣レベルでの対話は増えているが、対話を成功させるためには外交当局間の十分な意思疎通がなければならない」「実務的な外交当局間の対話を重ねない限り、問題の打開は図ることは出来ない」。

[hesocha]

“輸出管理の厳格化は韓国の理不尽な行動への対抗措置とみられたことは否定しえない”メディアがそう報道し続けるからだろ。