農協がTPPに反対する本当の理由

選挙を左右する農協の組織票に配慮し、TPPに反対する自民党。 日本農業を維持するためにも、貿易自由化の推進は必要だ。 反対の背景をみると、農家自身ではなく、農協自体の利益をめぐる思惑が明らかに。 よく聞かれる質問がある。「農業人口は減少しているのに、なぜ農協はTPPを左右するほどの力を持っているのですか」というものだ。 総農家数は、1960年の606万戸から2010年には253万戸へと半分以下に、農業就業人口は60年1454万人から12年251万人へ実に83%も減少した。今では、GDPに占める農業の割合は1%に過ぎない。 農協の持つ政治力の源泉 その一方で、JA農協はTPP反対の一大政治運動を展開しており、昨年末の選挙で、多くの自民党議員は、農協にTPP反対の約束をして当選した。自民党内のTPP反対議連には、所属国会議員の過半数の203人もの議員が集まっている。朝日新聞と東大の調査でも、自

[usagidana]

「価格競争力をつければ」とか「付加価値輸出」とか言ってるけど、そんなこと言ってた業界はほとんど海外に惨敗した。それなら衣料や日用品が海外製品に取って代わることがないような気がする。

[makky10]

スマートアグリのような技術を導入すればいい。農協やればいいのに。農業という産業やっているんだという自負があれば、スマートアグリといった情報も知ってないと駄目だよ。生き残るためには戦わないとならない。

[elm200]

農協は日本のまさにガン。マスコミは真っ向からこれをたたくべき。日本の人口のごく一部なのにゴネすぎ。都会の人間はもっと怒るべきだ。農協の力を削ぐためにも議員定数是正を速やかに行わないと。

[maniwani]

"2人の候補者が競っている小選挙区制では、たとえ1%の票でも相手方に行くと、2%の票差になってしまう。これを挽回するのは容易ではない。農協には候補者を当選させる力はないが、落選させる力は十分持っている。"

[avalon1982]

農協ららばい。

[mainichigomi]

日本政府にそんな交渉力があるとは思えないんですが。他にも色々？な点がある記事＞「2国間ではアメリカにやられても、仲間を見つけられる多国間の交渉では、アメリカに対抗できる。」

[PopStar]

｢農業にとってTPPは必要ないのだろうか。(中略)コメの消費は94年の1200万トンから800万トンに減った。今後は、人口減少でさらに減少する。海外の市場を目指すしかない｣

[hiroomi]

「コメの消費は94年の1200万トンから800万トンに減った。」

[n_y_a_n_t_a]

国内農業は徹底して篭城戦を主張しているが、人質に取ったつもりの一般消費者は裏口から逃げ出している状況。TPPさえ凌げば安泰だと思いたいんだろうが戦う相手はTPPじゃなくて社会状況そのものだ。

[ukihiro]

農協が強いのは１票格差の問題に後押しされている。だからこそ、思いきった改正が必要だ。格差1.2ぐらいを目標にすべきと思う。

[boyasan]

かなり鋭い指摘ではないかと思います

[agrisearch]

山下一仁氏、いつもの。