エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
声に江戸の暮らしと人情を織り込む 日本でただ一人の”売り声漫談家”
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
声に江戸の暮らしと人情を織り込む 日本でただ一人の”売り声漫談家”
60歳を前に漫才から新たな芸域へ。子どものころに聞いた耳の記憶を頼りに、物売りの売り声を磨き上げて... 60歳を前に漫才から新たな芸域へ。子どものころに聞いた耳の記憶を頼りに、物売りの売り声を磨き上げてきた。今、日本でただ一人の売り声漫談家として江戸の風情や魅力を伝え続ける。 東京・新宿三丁目の裏通り。ビル街に隠れるように昭和の匂いが漂っている。その一角に落語色物定席「新宿末廣亭」がある。昼の部は正午から四時半まで。夜の部は五時から九時まで。昼から夜まで、ほぼぶっ通しで落語や漫才が続いている。昼の部もそろそろ終わりに近づくころ、物売りの売り声を色物芸に作り上げた宮田章司が登場した。 客席との絶妙の掛け合いでリクエストを募ると、ポツポツと「金魚屋?」「焼き芋屋?」という、やや自信なさ気な声が上がる。聞いたことはないけれど、そういうのがあったような……そんな声をすかさず拾って「金魚~ぇー、金魚ー」「いーしやぁーーきぃいもぉー やーきたてぇ~~」と、独特の節回しを披露する。売り声が町に響いていた江