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ロシア軍、戦域全体で主導権 米戦争研究所が分析
ロシアのミサイル攻撃で破壊された集合住宅の横を歩く女性=19日、ウクライナ東部アブデーフカ近郊(ロ... ロシアのミサイル攻撃で破壊された集合住宅の横を歩く女性=19日、ウクライナ東部アブデーフカ近郊(ロイター=共同) 【キーウ共同】米シンクタンク、戦争研究所は24日の戦況分析で、ロシアが戦闘で失ったのとほぼ同規模の戦力を補填する態勢を整えており、前線での部隊の増強や交代を継続して実施できていると指摘した。ロシア軍は戦域全体で主導権を取り戻しているという。 戦争研究所は、現時点で、ウクライナに必要な量の兵器を供給できるのは米国だけとの見方を示し、米国の支援が止まれば、ウクライナにとって非常に深刻な状況に陥る可能性があるとした。 またウクライナ軍は25日、東部ドネツク州の要衝アブデーフカから撤退した部隊が数キロ西の集落まで後退し、防御態勢に入ったと明らかにした。ロシア軍の攻撃が激しくなっているという。