『天安門、恋人たち』のロウ・イエ監督、新作でカンヌに挑む

第62回カンヌ国際映画祭（Cannes Film Festival）のコンペティション部門に出品される、ロウ・イエ（Lou Ye）監督の『Spring Fever』のワンシーン（2009年5月5日提供）。(c)AFP 【5月12日 AFP】（写真追加）権力に盾突き、物議を醸してきた中国の映画監督ロウ・イエ（Lou Ye、44）が、愛と同性愛を描いた作品でカンヌ（Cannes）に戻ってくる。 ロウ監督が13日に開幕する第62回カンヌ国際映画祭（Cannes Film Festival）に出品するのは、最新作『Spring Fever』。2006年、中国当局から5年間の映画制作禁止を命じられたにもかかわらず、同国内で撮影された作品だ。ロウ監督がパルム・ドール（Palme d'Or）獲得に挑むのは3度目。 撮影は2008年の春に、南京（Nanjing）で2か月かけて行われた。三角関係に陥る登場人