スーダンで武装勢力に拉致された中国人作業員29人、解放される

解放された29人が保護されているとみられるケニアの首都ナイロビ（Nairobi）の中国大使館（2012年2月7日撮影）。(c)AFP/SIMON MAINA 【2月8日 AFP】中国国営新華社（Xinhua）通信は7日、スーダンの南コルドファン（South Kordofan）州で先月28日に「スーダン人民解放運動（Sudan People's Liberation Movement、SPLM）」系の武装勢力に連れ去られていた中国国有建設企業の中国人作業員29人が解放されたと報じた。全員元気だという。 スーダン人民解放運動・北部（SPLM-N）も、解放の事実を認めた。中国外務省は7日夜、29人が赤十字国際委員会（ICRC）が手配した飛行機でケニアの首都ナイロビ（Nairobi）に到着したことを確認した。 なお、スーダン外務省は同日、この企業の拠点が武装勢力の襲撃を受けた際に行方不明になってい